第39章 謎は湯煙に消える(武田信玄)
信玄「おっと・・・」
果てた反動で倒れ、
湯に落ちそうになった忍を、
信玄は大きな身体で抱え込む。
忍「すみませ・・・」
信玄「いやいや少しいじめすぎたな」
忍を抱きしめたまま、
信玄は悪びれもせず、そう返す。
信玄「・・・・・・」
信玄は腕の中で、
肩で息をしながら呼吸を整える忍を見て、
しばし考え込む。
やがて何かを思いついたのか、
岩の上に座り、
足湯の状態になり、
そのまま自身の足の上に、
忍を座らせるように、
ゆっくりと挿入をした。
忍「・・・あっ」
忍は突然のことに、
戸惑いの声をあげる。