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イケメン戦国短編集2

第36章 苦き夢と甘き現(徳川家康)※閲覧注意


忍「やましくない男なんかいないって・・・
     本当だったんだね・・・」
家康「・・・まあそうだろうね。
   ねえ忍。
   本当に好きだったの?」
忍「え?」

家康「どっちでもいいけど、
   俺執念深いよ?
   “好きだった”なら、
   もう一度あんたが俺を好きになるように、
   “今も好き”なら、
   仲直りってことで、
   今度は起きているあんたを抱くけど・・・
   あんたはどっちがいい?」
質問をしながらも、
その言葉に答えを聞く気がないのを、
忍は感じていた。

忍「・・・本当にやましい人」
忍はため息をつきながら、
そっと家康の耳元でぽそりと答える。
家康は満足げな顔をすると、
忍の身体の上に跨り、
その身体を再び愛するのだった。




おしまい
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