第36章 苦き夢と甘き現(徳川家康)※閲覧注意
忍のナカを解すかのように、
家康の指は奥深くに入り込む。
しかし起きている忍相手ならまだしも、
いつ忍が起きてしまうかもわからず、
強い快感を与えてしまえば起こしてしまうと、
家康は忍の様子を見ながら、
探るかのように指を動かす。
忍「ん・・・はぁ・・・」
もどかしい感覚に、
忍は身体をよじる。
家康「もういいよね?」
答えが忍から返ってくることはないが、
家康はその様子に満足げな笑みを浮かべる。
ここまでしても起きないのだ、
この先に進んでも自分には何も問題はない。
家康がそう判断した瞬間だった。
自分の着物を乱し、
下半身を覆う褌を取っ払い、
忍から奪った帯のそばに、
乱暴に放り投げた。