第32章 兄の皮をかぶった狼(豊臣秀吉)
おまけ
政宗「光秀何してんだ?」
光秀「いやちょっと面白いものを、
手に入れたのでな」
家康「面白いモノ?
嫌な予感がしますが、
なんですか?」
光秀「心の中の獣を、
解き放つ妙薬だそうだ」
家康「いつも思いますけど、
あんたそんな怪しいモノ、
どこで手に入れてくるんですか?」
光秀「気になるか?
まあ大人というか、
闇の世界に踏み入れると、
いろいろあるものだ。
だがまあ竹千代にはまだはやいな」
家康「馬鹿にしてんですか」
政宗「俺には?」
光秀「お前には必要なかろう。
常に獣を出している男が」
政宗「ちげえねえな。
で?その妙薬がなんだって?」
光秀「さきほど秀吉に盛っておいたのだが・・・
猿ではなかったな。
まあ面白いモノは見えたが」
にやりと笑う光秀と対照的に、
政宗と家康はその言葉に、
唖然とするだけだった・・・
本当におしまい