第32章 兄の皮をかぶった狼(豊臣秀吉)
秀吉「(気づけお前が抱えているのが俺だ。
着物はまあ・・・
犬が着物着るわけねえからな)」
忍「うーん・・・あれ?
そういえば君少し汚れてる?
秀吉さんまだ帰ってこないし、
湯あみさせてもらおうかな
君も一緒に入ろうね」
秀吉「(何だと・・・嫌、それはまずい。
魅力的だがそれは駄目だ)」
忍の裸と、
一緒に湯につかる自分の姿を想像し、
秀吉はなんともいえない気持ちになる。
男としては気になるが、
同時に知ってはいけないと、
秀吉は焦り、
忍の腕の中でもがく。
忍「こら暴れない」
忍は秀吉を、
抱え上げたまま、
その身を湯あみの場へと進める。