第30章 ああ勘違い(森蘭丸)
蘭丸「は・・・ぁ・・・」
忍「・・・っ」
蘭丸は欲望を最後まで出し、
満足すると手を離した。
手のひらから解放された、
蘭丸の白濁液がどろりと、
地面に落ちていく。
忍は白濁液で、
汚れた方とは別の手の指で、
その白濁液に触れるとそっと舐めた。
忍「・・・・・・っ」
その瞬間、
味わったことがない苦みと、
生臭さが忍を襲う。
蘭丸「何してんの!!」
忍の様子に、
蘭丸は大声をあげた。
忍「ごめん・・・」
蘭丸「もうそこまでしなくていいから」
蘭丸はそういうと、
忍の手を再びつかみ、
湖の中にその手を入れた。
湖の水で、
忍の手についた、
蘭丸の白濁したものは流れ落ちた。