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イケメン戦国短編集2

第30章 ああ勘違い(森蘭丸)


忍「ら・・・蘭丸!?」
手のひらに伝わる、
熱くて硬いそれの感触に、
忍は焦り、
蘭丸の名を呼ぶしかできなかった。

蘭丸「ん?何?」
忍「なんで・・・」
蘭丸「俺も気持ちよくなりたかったから?
   本当はさっき触れてた忍と、
   直接くっつきあいたいけど、
   初めての女の子相手に、
   外でってのはあんまりだろうから、
   手で我慢することにするかなって」
忍「そんな・・・」

蘭丸「大丈夫だよ・・・
   忍はただ・・・
   俺のこれに、
   触れてるだけでいい」
蘭丸はそういうと、
忍の手のうえに、
自分の手を重ねると、
ゆっくりと上下に動かし始めた。
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