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イケメン戦国短編集2
第30章 ああ勘違い(森蘭丸)
蘭丸「だってあそこじゃ処理できないし、
忍と今はなしていても、
全然熱おさまりそうにないしさ、
こうなったら一度処理しないと、
俺も君も戻れないでしょ」
忍「そ・・・そうだね・・・」
蘭丸「あ、処理のことなら、
誰にも言わないから安心して、
そのかわり俺のことも、
誰にも言わないでよね」
忍「い・・・言わないよ・・・」
言ったところで自分が、
恥ずかしい思いをするだけだ。
忍はそんなことを思う。
二人は静かに頷きあうと、
少し離れた草むらに、
向かい合って座る。
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