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イケメン戦国短編集2

第28章 安土城書庫”せいしゅん”物語(石田三成)


三成「そうですね・・・
   これがどういう戦術書で、
   これがどういう行いなのかは、
   なんとなくですが知っていますよ」
忍「嘘ついたの!?
     知らないふりしてたの!!?」

三成「なんのことか分かりませんが、
   嘘をついたつもりも、
   知らないふりを、
   したつもりもないですよ。
   ただ縁がないと、
   そう言っただけですよ」
忍「同じじゃないの・・・?」
忍は訝し気な顔をする。

三成「私からすれば違いますね。
   ただこのような行為を、
   したいと思う方が、
   今まではいなかっただけですから。
   あなたとはしたくなった。
   そういうことですよ。
   ところで・・・」

忍「え・・・?」
三成「見たところ、
   まだ実践してみたいことが、
   この書物に書かれていますので、
   もう少しだけ、
   付き合っていただきますね?」
忍「え・・・ちょ・・・ま・・・」
この日、否この日以降、
忍は、
三成の戦術訓練に、
付き合わされることとなったのであった。





おしまい 
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