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イケメン戦国短編集2

第26章 変わる絆(今川義元)


義元「ごめんね。嫌だった?」
忍「そ・・・そんなことは・・・」
義元「そう・・・じゃあ、
  俺の我が儘聞いてくれる?」
忍「我が儘・・・ですか?」
義元「そう我が儘」

忍「なんでしょうか?
    あの・・・飽きたから、
    いらないとかですか?」
義元「そうだね・・・むしろ逆かな?
   君を手放す気はない。
   君には俺の子を産んでもらう・・・
   とか言ったらどうする?」

忍「は・・・あ、
    今川の子をなすための、
    側女ってことですか?」
義元「んー今川の子には興味ないかな。
   俺の子なら興味あるけど」
忍「え?え?」
義元の言葉に、
忍は混乱していた。

義元「俺の正室になってほしい。
   そういったら君はどうする?」
忍「せ・・・」
義元の言葉に、
許容範囲をこえてしまったらしい、
忍は、その身を褥へと沈めていた。

義元「おっと・・・気を失ったか・・・
   まあいいよ。
   もう逃がすつもりはないよ。
   君は俺のかわいい女の子だ。
   信玄にも謙信にも渡さない。
   そうか・・・俺はこの子に・・・」
やっと気づいたその答えに、
義元は笑みを浮かべるのだった。
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