第26章 変わる絆(今川義元)
義元「ふう遅くなっちゃったな。
急いで湯あみをしないと」
特に急ぐ必要などないが、
春日山城に居候の身だ、
あまり遅くなれば、
謙信とその家臣に、
よく思われないだろうと、
義元は急ぎ湯あみの場所へ向かう。
義元「ん・・・?
忍が先にいるのか」
脱衣所となる場所に、
忍の着物が、
置かれているのをみて、
忍も、
湯あみをしているのだと気づく。
義元「そういえばあの子、
湯あみとか水浴び一緒にするの、
嫌がるんだよな・・・
怒られなきゃいいけど」
義元はそういい戸をあける。