第26章 変わる絆(今川義元)
数年後
忍「義元様」
義元「様はいらないのに」
忍「そういうわけにはいきません。
自分は義元様の家臣ですから」
義元「んーそういうつもりで、
君を助けたわけじゃないんだけどな」
義元はやれやれと、
そう肩をすくめる。
義元は美術品を、
忍に見せる。
あの時の子供、
忍は数年の間で、
身長を伸ばしていた。
信玄「義元、
おや忍も一緒か」
信玄は艶めいた笑みを浮かべる。
義元「信玄。何度も言うけど、
忍は・・・」
信玄「はいはい男の子だろ?」
義元の言葉に、
信玄は笑いながら答える。