第25章 初めの絆(毛利元就)
忍「も・・・元就さん・・・
け・・・怪我は!?」
忍はふと思い出したように、
元就にそう告げた。
元就「あんなのたいしたことねえ・・・
それよりこっちのがやべえ・・・」
元就はそういうと腰を少しだけ動かした。
忍の着物越しに、
元就のモノが擦れていく。
忍「ひぁ・・・なんで・・・」
元就「知らねえよ。
生理現象だろ。たぶん」
忍「私の名前呼んでました・・・
よね・・・?」
元就「・・・聞いてたのかよ」
忍「すいません・・・
そのお湯のこと言おうとしたら、
私の名が聞こえたので・・・
何かあったのかと・・・
その・・・そういう事情なら、
私部屋出ますね・・・
終わったらでいいので湯あみを・・・」
元就「馬鹿野郎。
こうなってんのに今更自分でできるか。
見てこうなったらしょうがねえ。
忍、身体貸せ」
忍「は!?ちょ・・・何を」
元就「穴に挿れさせろとはいわねえ。
俺の怪我心配なんだろ?
太ももでも口でもいい。
処理手伝え。な?」
なんて勝手なんだろうと、
忍も元就自身もそう思った。
だが忍は元就の様子に、
顔を赤らめうなずくしかなかった。