• テキストサイズ

イケメン戦国短編集2

第24章 二匹の狼(真田幸村)※閲覧注意


幸村は、乾き始めていた自身の着物を、
草むらの上にしくと、
そこに女を横たわらせた。

幸村「まだ濡れてるかもしんねーけど、
   その・・・草の上よりはいいだろ?」
湖で自分の目を奪った、
あの白くてきれいな肌に、
傷がついてほしくないと、
幸村はそう思ったからだ。

幸村の着物の上に横たわる女の上に、
幸村は再びのしかかる。
今度は事故ではなく自分の意志で。
女の太ももに再び褌越しで、
硬いモノが触れ、
女は再びその顔を赤くしていた。

女「お侍様・・・?」
幸村「あー・・・
   お侍様じゃなくていい。
   俺の名は幸村だ」
名前をまだ、
名乗っていなかったことを思い出し、
幸村は自分の名を女に告げる。

女「幸村様・・・?」
幸村「様付けもやめろ。幸村でいい」
女「でも・・・」
幸村「でもじゃねえよ。
   俺が許してんだからほら」

女「ゆ・・・幸村?」
幸村「おう。お前は?」
女「忍・・・です」
幸村「忍・・・」
幸村は女の名を一言紡ぐと、
その唇で女、
忍の唇をふさいでいた。
/ 690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp