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イケメン戦国短編集2

第22章 禁断の海(毛利元就)※閲覧注意


忍「兄・・・」
元就「なんだよ」
忍「兄の子供・・・
     本当にできたらいいのにね」
元就「はっ・・・こんだけして、
   注いでんだ。いつかできんだろ」

元就は忍の身体を、
抱き寄せると、
そっと忍に口づける。
忍も目を閉じ、
その口づけを受け入れる。

どうせ堕ちるなら・・・
そこまで堕ちてしまえばいい。
元就はそう思っている。

兄と妹、
そんな掟で阻まれるくらいなら、
そんな掟ぶっ壊してやると・・・

自分と忍さえいれば、
掟もほかの命も、
世界すらどうでもいい。
元就はずっとそう思っていた。

いや今もその考えのままだ。
その気持ちは、
日を追うごとに強くなっている。

兄と妹。
そのことを忍が、
気にしているのは知っている。

だけどそんなことですら、
元就にとっては、
どうでもいいことだった。

いっそ本当に、
孕んでしまえばいい。
元就はそう思い、
忍の身体を、
再び貫くのだった。



おしまい
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