第16章 交換留学?SIDE安土(家康の章)
すると、忍の身体は、
元の大人の姿へと変わっていく。
家康「効いたみたいで安心したよ」
家康は忍から視線を外しそう告げる。
忍「家康ありがとう!!」
忍は家康に思いっきり抱き着いた。
家康「ちょ・・・やめ・・・」
家康は慌ててその身体をはがそうとするが、
忍は抱き着いたまま離れようとはしなかった。
家康「おま・・・当たってるっての!!」
忍「当たる?何が?」
家康の言葉に、忍は抱き着くのをやめ、
ふと自分の姿を見た。
忍「きゃっ」
身体は元に戻っても、
着物は幼女の時のままだったため、
忍のふくよかな素肌が、
家康の身体に押し付けられていたのだ。
忍は慌てて身体を離し、
その腕で胸と大事な部分をとっさに隠そうとするが、
とても隠しきれてはおらず、
その中途半端に隠した姿が、
逆に官能さを家康に感じさせていた。
家康「だから・・・部屋に戻ってから飲んで・・・
って言おうとしたのに・・・」
家康はため息をつく。