第11章 500年前の俺と500年後のお前?(真田幸村)
幸村は舞のもとへ向かった。
幸村「舞いるか?」
舞「いるよって幸村。血が!!」
幸村「気にすんな。大したことじゃねえ」
舞「でも・・・」
舞は幸村の頬に触れようとするが、
すでに気持ちが決まっていた幸村は、
舞が自分に触れさせるのを止めた。
舞「!!幸村・・・」
幸村「舞・・・話がある」
舞「何・・・?」
幸村が何を言いたいか、
舞はどこかで想像ができていた。
だが自分の予感が外れてほしいと、
そう思っていた。
幸村「俺と別れてほしい」
舞「!!忍さんのこと、
好きなんだね」
幸村「え・・・?」
なんでそれをと幸村は驚いて舞を見た。