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イケメン戦国短編集2

第2章 男嫌いと女嫌い?(上杉謙信)


謙信「っ・・・おい大丈夫か・・・?」
謙信は慌てて女ごと顔をあげ、女に問う。
女は水を飲み、気を失ったのだろうか?
謙信の腕の中でぐったりとしていた。

謙信「おい・・・女・・・っ」
謙信は女の頬を軽く叩くが反応はない。
謙信に迷っている時間はなかった。

謙信「やむを得ん。恨むなよ女」
謙信はそういうと、
女の唇に自分のそれを重ねていた。
なぜそうしたのか謙信にも分からない。
だが女を救うのにそれがいいだろうと、
本能的にそう思っただけだった。

女「げほ・・・ごほ・・・」
女は息を吹き返したのか、咳き込んだ。
やがて意識を取り戻したのか、
その目の焦点が謙信とあう。

女「いや・・・」
謙信「こら暴れるな。溺れたいのか!?」
女「!!」
溺れるという言葉に女はおとなしくなった。
謙信「このままあがる。いいな女?」
女の言葉を聞かずに、
謙信はその身をひきあげた。
女の身も湖からあげる。
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