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イケメン戦国短編集2

第9章 指南書(森蘭丸)


蘭丸「政宗様、光秀様」
政宗「どうした?」
蘭丸「お返しします」

光秀「もういいのか?」
蘭丸「はい、こちらの書物は、
   俺には役立ちそうになかったです」
蘭丸はそう申し訳なさそうに、
政宗、光秀から渡された、
春画たちを返却していた。

蘭丸「光秀様、政宗様」
光秀「どうした?」
蘭丸「折り入ってご相談があります」
政宗「相談?」
蘭丸「年上の女性を手中に収めるには、
   どうすればいいのでしょうか?」

政宗「年上か・・・
   お前なら弟という扱いで可愛がられるだろうな」
蘭丸「弟ではなく一人の男として、
   手に入れたい女性ができた場合は・・・?」

光秀「・・・よもやと思うが忍か?」
蘭丸「・・・はい」
光秀「なるほど・・・忍か。
   あれを手に入れたいとは・・・」

蘭丸「最初の男にはなれませんでしたが・・・
   最後の男になりたいとそう思いました」
蘭丸は真剣なまなざしで二人に問いかけていた。

蘭丸は忍を手に入れることができるのか、
政宗たちは、蘭丸にどのようなことを言うのか、
それは秘密の話・・・


おしまい
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