• テキストサイズ

イケメン戦国短編集2

第8章 上杉の忍び(三人ED)


謙信「まぁ信玄はそういう忍びも、
   使っているとは聞くな・・・っ」
佐助「俺たちがこれだけ持ってかれるくらい、
   忍の穴はよすぎるんです。
   その使い方考えているんですか?
   今までは俺と同じ刀やまきびしぐらいしか、
   教えてませんでしたが・・・」
謙信「俺がそのようなことをさせると思うのか・・・?」
謙信は眉をひそめながらそう答える。

佐助「まさか念のためですよ」
これほどの名器だ。
忍びとしての手管として使えば、
その有益さが越後にとって、
どれほどのものかは計り知れない。

だが、男としてはこの良さを、
ほかの男には教えたくないのも、
佐助としては本当のことだった。
そしてそれは謙信にとっても同じであろうと・・・

佐助「謙信様、俺に、
   俺が彼女を好きだと言ってましたね。
   謙信様も彼女のこと好きなのではないですか?」
謙信「佐助・・・俺は一度たりとも、
   この女を嫌いといった覚えはないが?」
佐助「・・・く・・・主君が恋敵とは、
   まったく俺も大変だな・・・っ」

謙信と佐助はそれぞれ、
忍の具合の良さに、
射精感を堪えながら話をしていた。
だがその会話を続けられなくなるくらいに、
やがて忍の締め付けは加速する。
/ 690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp