第7章 上杉の忍び(佐助ED)
数日後、
忍「とは言ったものの・・・
本当に発生するとはね」
佐助「計算が間違っていてほしいと、
そう思ったけどそうはいかなかったらしい」
本能寺の石碑の前で、
佐助と忍はそんなことを思う。
佐助と忍の願いもむなしく、
二人は五百年後の世に戻されていた。
佐助「ひとまずホテルか、
どこかとった方がいいな。
お互いびしょ濡れだ」
忍「そうだね」
忍も佐助の言葉にうなずいた。
戦国時代に帰ることができるかどうか、
それはいつになるのか、
それを調べるには、
再びワームホールの周期を計算するしかない。
そのためにも、
今自分たちがまずすべきことは、
寝泊まりする宿を確保することだった。