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それいけ信玄さま! *イケ戦*
第6章 いちょう
**おまけ**
ショボくれてる信玄さまから銀杏を預かって庭先へ埋めていると、幸村が近づいてきた。
「埋べたのか?」
「うん。こうやって果肉を腐らせてから、中の種を食べるんだ」
「へぇ~。…って」
「…?」
埋めたからもう臭わないと思ったのか、鼻から手を離した幸村だったけど、またすぐに顰(しか)めっ面で鼻を摘まみ直した。
「おばえ、風呂入れ」
「え?」
「おばえも銀だんくせぇ」
**おまけ・終わり**
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