第52章 My one & only Love

見ないようにしても彼の下が目に入る。
大きくなってる......私で興奮してくれたって思うと嬉しいけど恥ずかしい。

「なに見てるの？」

私の手はそこに誘導される。

「あ......」

硬いし熱い。


「みょうじさんがえっちだからこうなっちゃった......」

そのまま手を上下されて、見られて恥ずかしくないのかな？

一緒に浴槽から上がって壁に手をつかされると、彼が後ろから覆い被さってきた。

「まだ挿れないから、一回出させて？」

下にそれを挟まれて、彼の腰が揺れると卑猥な音が浴室に響く。


「あんっ、擦れて」

「うん......気持ち良い？」

うなじに触れた彼の唇は背中に下りていって、ドキドキで心臓が壊れそう。入口はビシャビシャで、溢れた蜜は太ももに伝い落ちる。

「んっ、ますながさ......気持ちいい......」

次第に腰の速度が上がって、ろくに経験もないのにーー彼の身体は私をおかしくする。与えられる快感に力が抜けて、いつの間にかお尻を突き出す形になってしまった。


「ひゃっ！」

お尻の割れ目を撫でられてくすぐったい。

「っ......最高だね」

胸に手を回されるとそのまま先端を摘んで愛撫されて、もうなんだか頭がふわふわする......。


「可愛い......好きだよ......」

無意識にその手の上から自分で揉みしだいていた。彼に触られていると思うと身体中が熱くなる。

「ぁ、ん......身体あつい......」

「みょうじさんのえっち......んっ、あんまり煽らないで？」

その声に誘われて私の手は、繋がっている下の部分を撫でた。
だって、増長さんに触れたい......。


「んっ、どこ触ってるの？」

「あ、だって、気持ち良いかなって......」

「気持ち良いに決まってるよ！」

彼の余裕がなくなって、敏感な部分を思いっきり擦り上げられる。


「ああ！」

「はぁ......やっぱり一生離せそうにないかも」

「あっ、離さないで......ください......」

「もう......俺も余裕ないから、あんまり可愛いこと言わないで？」

「んっ、だって......好き」

その言葉に彼の動きが止まる。


えっ......？