【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第50章 Still a secret
「確かになまえは可愛いから。恥じらう姿も病みつきだけど、自分から求める姿も見てみたいな」
「倫毘沙......求められるのは、俺だからね?」
あれ?
なにやら二人の言い合いが......。
「カズが俺の立場ならどうなの?」
「みょうじさんが相手なら強引に迫ってみようかな?」
「カズにそう言わせるなんて......なまえはすごいね」
確かに増長さんは元々そういうタイプじゃないもんね。
「キラキンは一名、おかしいっと......」
「なまえ、俺に酷くない?」
え......?
お尻好きだし......触るよね?
「そうだ!『おしりさわる虫』でデビューしましょう!」
「はるの方向性......」
「あははっ!ハルぴょん、変態みたい!」
「キャッチコピーに、変態は入ってないな」
「入れましょう!帝人さんからもらいましょう!」
「仕方ないですね!なまえさんのお願いなら、ハルルンに譲りましょう!」
「帝人くんまで......なまえ、どんどん俺の扱いが雑になってない?」
「そんなことないですよ......?百くん、ありがとうございます!」
振り向いてくれると、目が合った。
相変わらず、美しいオッドアイ。
グイッと抱き寄せられると、ぽすっと彼の腕の中へ。
やっぱり自分から触れるのはいいけど、触れられるのはドキドキする......心臓の音が聞こえてちゃう!
胸が苦しい......。
不意に、増長さんと目が合う。