【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第49章 私の居場所、未来への約束
ライブが終わってしまった薄暗い会場。
なんとなく、ステージに近づいた。
彼らはここからお客さんを見てたんだ......。
既に年末ライブが懐かしくて、さっきのライブもあっという間に懐かしい思い出に変わるだろう。
ステージを背にして、客席をぼんやり眺める。
また、近くでライブを見れて......ありきたりの言葉だけど感動した。
心が震えた......。
年末ライブの時は遠くから、
『子供の頃の皆さんとか絶対に可愛い。』
って、そんなことばかり考えてたな。
「小さい頃のみょうじさん、俺も見てみたいな?」