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【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第42章 キミとの出会いを運命に


「連絡先、売っちゃった!」




う......っ、

「う、売ったああああ!?」


「だってあんなイケメンにお願いされたら......ねぇ?」

「ええっ!」

「どうして私に教えてくれなかったの!?」

「それはあんたが危険人物だからよ。なまえ正直に話しなさい。ね?」

「聞いてやるから」

「私が一番詳しく知りたい!」


やっぱりみんなに嘘はつけないようだ。


きっと......全部見抜かれてる。


残りのミルクティーを一気に飲み干すと、グラスを置いて切り出した。


「彼が好きなの!ざっくり言うと、東京では彼らのマネージャーみたいな仕事をしてた。好意があるのに側にいたら迷惑かけちゃうでしょ?だから、逃げて来ちゃったんだよね」


みんな、驚いてない?

どうして?


「それで俺のおかげでまさかの再会」

「それで燃え上がっちゃったわけだ?」

「詳しく教えてほしいんだけど......その日の詳細を!特に、和南くんの様子を詳しく知りたい!!」


「声大きいから!しーっ、しーっ」

人差し指を唇に当てたままフリーズする。


なんで......バレてるの!?


「何歳からの付き合いだと思ってんの?あんた前から可愛いけど、最近もっと可愛いくなったから」

「いや、まさか沙知さんの口からそんなお言葉を頂けるなんて......」

彼女は私の真顔が(見慣れないから)キモいとか言う人。


「なまえがまさかねー。男友達とも二人で遊ばないカタイ女なのに......。まぁ確かに好きな人になら何されても良いって二人で会うよね?」

「カタイ女でも、あんなにかっこいい人達なら......それはもう食べちゃうよね。据え膳、喜んで食べましょう!!」

「詩織......少しは自重しなさいよ」


「確かに彼らとは恋愛対象など恐れ多いので二人で出かけることもありましたが......」

「世の中が皆お前みたいな女ばっかなら、男も勘違いしなくて良いのにな......」


「ありがとうございます......?」

お礼を言うシーンなのかな?


「でもあの日からもう一ヶ月以上経ったぞ」

「そうね。時が経つのは早いわ......」

「本当にね。年は取りたくないよー!」


三人はそんな会話をしている。
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