【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第27章 My dearest
俺がみょうじさんのラッシュガードを肩から落とす。
そのまま肩から背中にかけては丸見えだ。
「彼女何も着てないからちょっと待ってて?」
そういうと皆を洞窟から追い出した。
これで安全だな......。
「「はああああっ!?」」
外から大きな声が聞こえるけど。
「はい、着替えていいよ?」
「ありがとうございます。あの......増長さんは......?」
真っ赤な顔でこちらを見つめるみょうじさん。
可愛い......今更照れることないのに。
「俺?全部見せ合った仲だし良いかなって」
「だめですよ......出て行って下さい!」
その顔は更に真っ赤に染まっていく。
「そんな照れ屋さんな所も好きだよ」
優しく微笑むとそのまま額に口付けた。
全部が甘くて柔らかい。
「ふふっ、病みつきになるね」
赤い顔をしてぷるぷる震える彼女は、とても可愛い。
「は、早く......出て行ってください!」
何はともあれ俺達は無事に生還したのだった。