【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第24章 Dangerous Act !
「増長さん!!」
隣で彼が代弁していた。
「おはよう。よく眠ってたね」
頬を優しく撫でられる。
「おはようございます」
はっ!
慌てて立ち上がった。
「『こんな事してる場合じゃない。とりあえず、お風呂に入らないと!』とかね。ふふっ、思ってたこと当たってた?
それより隠さなくていいの?」
「え......?」
指さされた方向を見て、気付く。
「いやあああ!」
下......何もつけてない!?
み、見られた!?
穴があったら入りたい!!
「上は着せたけど、下は布団に入るしいいかなって」
「え!?私に服着せたのって......」
「もちろん、俺だよ」
彼は素敵な笑顔でそう言った。
「ええっ!」
「昨日はあのまま寝ちゃったね。確かに終わらせたけどあの状況で眠れるなんて......ふふっ、良かった。まだまだ余裕だね」
グイッと腕を引かれて、彼の上に乗っかる形になると腕にぽすっと収まる。
増長さんは上半身裸!?
「ちょっと......!朝から刺激が強すぎます」
「ふふっ、癒される。俺、みょうじさんの香り大好きなんだよ。俺を誘惑する為の香りだとも思うんだけど」
そう言って髪の毛に顔を埋められた。
「いい香りしませんよ?」
恥ずかしい!
お風呂に入りたい......。
「するよ。部屋中その香りで落ち着かなかった......」
「え、癒されるは間違いでした?」