【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第24章 Dangerous Act !
「覚えているのは、学校帰りに誘拐されそうになったことと、毎日、知らない人に後を付けられたこと。同じクラスの人からの着信履歴が、毎日大変な事になってた事くらいですかね?」
「ええっ!?」
「ふふっ、世の中にはもっと大変な人が......」
「危ないよ!十分危ないから!」
「でも、今こうして無事ですし」
「結果論じゃないんだよね......本当に」
なんか......叱られてる?
でも目が合うと優しく笑ってくれた。
「俺以外は見ないでね」
その儚く切ない声色は
めまいがする様なキスに溶けていったーー。