【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います
第24章 Dangerous Act !
「許してあげるには、そうだな......最後までシようか?」
「な、何を......?」
「今してることだよ」
......これを!?
「わ、私、こういうの全く詳しくないので、他を当たっていただけると嬉しいです。きっと、その方が北門さんにとっても良いと思いますよ」
身体を起こして、慌てて後ろに下がるが、
あっ......。
トンッと背中が壁に当たってしまった。
「なまえが良い......」
そう言って捕らえられると、そのまま抱きしめられる。
これ、二人ともほぼ裸だよ。
「む、無理です!!」
心臓がうるさい。肌、熱いよ......。
「は、離してください!私ドキドキしておかしく......」
「いいよ、一緒におかしくなろう」
「なまえの全てを、俺にちょうだい」
そう言って膝の上に座らされたと思うと、そのまま口付けられた。
「あっ......ふっ......」
後頭部を持たれて逃げれないように、深くまで絡ませられる。
頭が沸騰しそうだ。
「んっ......」
ギュッと抱き寄せられると、何か硬いものが。
前にも確か......。
少しして、チュッと唇が離れた。
「北門さん、何か当たってます......」
「ああ、コレかな?」
そう言うと彼はズボンのファスナーを下ろして、下着姿なった。
そちらを見ると、何やら下着の中心が大変なことに。
「見たことある?」
美しい彼の容姿に似合わないそれ。男の人だもん......ついてるよね。
「な、ない!......いや、ありますね」
事故とはいえ暉くんのを見てしまったな......。
あれは刺激的なクリスマスプレゼントだった。
「でも、そんな感じじゃなかったと思います」
「興味ある?触っていいよ」
そう言うと彼は私の手を取り、そこに触れさせた。
「いや......は、恥ずかしいです」
「恥ずかしがり屋なところも可愛いね」
そのまま、重ねた手を上下に動かされる。
「熱い......」
下着越しではあるけれど、ついまじまじと見てしまう。