第23章 沢山の愛をキミに

あれ......ない？


私、ポテト途中じゃなかったけ？
次は唐揚げを一口食べて、再び映画に集中した。


人形は子供に大切にされて、毎日一緒に過ごしている。
ある日、小学校で友達から自分への悪口を聞いてしまった。
仲良くしてたのに、これはひどい......。


「本当は好きじゃない。うじうじしてて、うっとうしいし」
花音ちゃん、すごく良い子なのに！
翌日、学校に行くと悪口を言っていた友達が来ていない。


彼女は交通事故に遭い重症？
コレって絶対そうじゃん！！


とりあえず唐揚げ食べて落ち着こう。
手を口に近づける......ない！？


やっぱり、おかしい！！