第19章 みんなで奏でる始まりの音(2期)

「誰か僕のライブＴ持ってませんか？」

「持ってますよ、帝人さん！」


彼の元に行くと、そのままＴシャツを着させた。
皆だけど、本当に鍛えてるな......。


「頭とか痛くなかったですか？」

「はい、ありがとうございます。まさか、着せていただけるなんて！」


「ふふっ、素敵です。よく似合ってます！」

そう言うと、彼の乱れた髪を手で整えた。


「トゥーンク！ありがとうございます。これは大成功の予感ですね」

「もちろん、大成功です！！」


「ピンポーンッ！」

声と同時に暉くんがやって来て、

帝人さんの胸を指でつついてる......？


「やめてくださいよー！」

どんな時でも仲良しだ。