【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第14章 胸騒ぎのChristmas Color
時はクリスマス。
サプライズパーティの日から一ヶ月以上が経っていた。
私達は皆で昼食を摂っている。
悠太くんはオムライスを食べていてコーヒーだけの愛染さんを心配しているみたい。
年末年始は無駄なカロリーを摂りがちなので控えているそうだ。
「人類の鏡ですね......」
隣を見ると愛染さんとばっちり目が合った。
「私は『痩せたい!痩せたい!』思いながらついつい食べてしまいます」
甘い自分を吐露する。
お正月は太り過ぎないようにしないと......。
お餅は凶器だ!
「なまえは細いから大丈夫だよ。どんな姿でも俺がもらってあげるから」
彼の手が私の頬に触れて、あ......ソースついてたんだ。
「ごめんなさい......」
子供じゃないんだからと自分に突っ込みを入れるけど恥ずかしい。