【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......
第82章 想像する君との
「早く同じ家に帰れるようになったらいいね」
「へ......?」
顔に出てた?
慌てて頬に手を当てるけど、
「まだ、気が早いかな?」
その発言に『ただ、同じ気持ちだったのかな?』と思う。
「想像するだけで幸せだなって。一日も早くって、余裕無いな......」
ハンドルにもたれて顔を隠す様子が愛しくて、
「ふふっ、私も同じ気持ちです」
その頬に口付けた。
「やっぱり、帰りたくないな......泊まらせて」
「え......?」
結局その日は毎日一緒に眠る日を夢見て、
大好きな体温に包まれて眠りについたーー。