• テキストサイズ

【B-PROJECT】あなたの瞳に永遠を誓います......

第81章 愛の証明


「......どうしたの?」

ベッドにぽすっと倒れ込むと、増長さんが優しく頭を撫でてくれた。


でも、

「激しすぎて......」

なんか、力が入らない。

筋肉痛になったりするのかな?



「もう、いいの?」

綺麗な顔を見上げるとそんな声が聞こえてきて、膝の上に抱き上げられた。


「へっ?」 

「もう、満足したの?」

「は、はい......しました」


えっ、えっ?

首筋と鎖骨に口付けられて......くすぐったい。


「んっ、ますなが......さん?」

「力、入らないんだね......」

「なんだか......力が抜けて......」


そのまま、ギュッと抱きしめられると囁かれた言葉。


「全部してあげるから、もう一回しよう?」


もう一回......?



「ええ!私、このままじゃ足腰立たなく......」


きっと、迷惑をかけちゃう。


増長さんを見つめると、満面の笑み?



「勿論、お世話してあげるよ」

「でも......悪いですし」

身体を後ろに引こうとするけど、腰をがっちり掴まれているみたい。


無理だ、逃げられない......!


「気にしないで。みょうじさんのお世話をすることは、俺の喜びでもあるから......」


素敵な笑顔でこの人は......何を言ってるんだろう。


「でも、今やめていただければ......迷惑をおかけすることもないと思「オーディションで他の人が選ばれてたら?」

「え?」

優しく見つめる瞳が、鋭い視線に変わる。
射抜くように見つめられて......。


「結婚する気......だったんだよね?」

「は、はい......」


だって、そばに居たら迷惑をかけると思って。
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp