• テキストサイズ

【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第81章 愛の証明


「みょうじさん......俺、もう......!」

「んっ、んんっ」

舌に感じる生温かい感覚。
口内でピクンッと彼の熱が跳ねた。


「早く、出して」

素早く口元に手を当てられるけど、


「どうしていいか分からなくて......飲んじゃった......」

ぽかんとした表情でそちらを見つめると、優しく口付けられた。


「ごめんね......」

「どうして謝るんですか?私が望んだことなのに......」

「いや......苦かったよね?」

増長さんは何か考えてる?

 
グイッと引き寄せられて唇同士が触れると口内に舌が入ってきた。


「んっ、ふぁ......」

何かを掻き出すみたいに舐められてちゅうっと舌を吸われる。


「苦い思いをさせたくないから......」


......優しいな。


「んっ、増長さんのなら欲しいから大丈夫......んっ」

言い終わるとすぐ唇を塞がれて、そのままキスを送られる。


「ありがとう......大好きだよ」

「私も大好......んっ......」

その言葉は甘い口づけに飲み込まれてーー。



「次は、もっと良いことしようね」
/ 1163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp