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【B-PROJECT】(完結)あなたの瞳に永遠を誓います

第78章 今の僕で


「次は?」

そのまま、額に口付ける。

「はい、次」

次は、目に。

「その後は?」

えっと、頬。


「はい、脱がせて......」

手を掴まれると、シャツのボタンに誘導される。
そのまま、それを外していくと......肌が露わに。


「もう、ここまでで......許してください......」

顔から火が出そうだ。
こんなの、刺激が強すぎるよ......。


「ダメだよ。ちゃんとして?」

頭に手を添えられると、そのまま首元に引き寄せられた。


「ふふっ、何でもしてくれるんだよね?」

「うぅ......」

言われるままに首筋に口付けていく。


「顔が赤いね......必死な姿も可愛い」

シャツの肩をずらして微笑む増長さん......色っぽい。
女なのに、負けてる気がする。


「ここにみょうじさんのだってシルシ付けて」

「え?」

「俺なんてすぐ付けちゃうのに、みょうじさんは付けてくれないから......」

指で触れられた先、私の肌に咲く紅い華。
確かに何箇所か付けてくれてるけど。


「だって、独占欲とか出したら......お仕事にも影響があるかも」

「いいんだよ。みょうじさんがしたいように、して?」


したいようにしてなんて......!

「さっき、『欲がない』って言ってくれましたけど......私は増長さんへの独占欲の塊なんです!」

こんなこと言うと......困らせちゃうかな?

慌ててそちらを見つめたけど、視線の先には柔らかく微笑む増長さん。


「同じ......いや俺なんて本当は、服を選ばないといけないくらい沢山付けたいんだけど......」

「え?」

「俺の方がずっと欲張りだね......だから、いいよ」

ひょいっと抱き上げられると上に乗せられた。

こんなの......もう、思いが溢れて。


口付けた先に咲く紅い華。
男の人なのに本当にすごく綺麗で、釘付けになる。


そのまま、柔らかな唇に口付けた。


深く根元まで絡ませていくと、私の舌に応えるように絡む舌。
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