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【進撃の巨人】時をかける—【リヴァイ】

第28章 長い夜 ※




「本当…最初と比べると随分素直になったな。」

「あ゛ぁんっ!っあ゛!んあぁっ!」

エマの恍惚とした表情を間近で見ながらイイところを責めると、だんだん嬌声が激しくなる。


「オイオイ…気持ちいのは分かるが隣はエルヴィンの部屋だぞ?いたら聞こえちまうだろうが。それかなんだ?わざと聞かせてんのか?」

「ちっちが、ぁあっ!」

「ならもう少し静かにしろ…アイツには聞かせたくない。」

「んぅっ…あっ、わかっ、わかったんんっ」


リヴァイの言うことにエマはコクリコクリと必死に頷いたが、その直後唇を乱暴に塞がれてしまった。


「無理そうだから俺が塞いどいてやる。」


息継ぎの合閒に声が聞こえたと思ったら、次の瞬間また塞がれて熱い舌が口内を蹂躙する。

それまで緩くなっていた下半身への刺激が、また腹の裏のザラついたイイ部分を激しく突き始めて、あっという間にエマは絶頂へ導かれた。



「ん゛んっ!ん゛ぅっ!ん゛―――っ!!」


吐き出された嬌声は全てリヴァイに飲み込まれる。

唇が離されるとどちらのかも分からない透明な糸が二人を繋ぎ、エマの胸にたらりと垂れ落ちた。



「たまんねぇな、その顔…」


リヴァイは唾液で濡れた口元を拭うように舌なめずりをした。

その仕草だけでエマはイッたばかりの子宮をまたジュクンと疼かせる。


もうだめ…早く、早く…



「リヴァイさんの…ほし、い…」



「ほう…自分から強請るとは。煽るのもだいぶ上手くなったんだな。褒めてやる。」


見下ろす三白眼がギラリと光って、エマはヒュッと息を吸った。


カチャカチャとベルトを外す音、スルスルと衣服を脱ぐ音にいちいち反応して、みるみるうちに期待が膨らんでいく。

ワンピースも下着も取り払われて一糸まとわぬ姿になった二人はゆっくりと身体を重ねた。


「っ!!あぁっ…」

「ほら、欲しかったものくれてやったぞ…」


硬く熱い熱源がエマのナカを隙間なく埋める。

完全にリヴァイと繋がれたことが嬉しくて幸せで目尻に涙が滲んだ。


「リヴァイさんっ」


腕を伸ばして名前を呼べばすぐにキツく抱き締められる。

この温もりを片時も離したくなくなって、エマも背中に回した腕に精一杯力を込めた。

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