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【進撃の巨人】時をかける—【リヴァイ】

第22章 制御不能 ※




「いつも俺がしてることを今日はお前がやってみせろ。」

「えっ?」

いきなり意味が分からないことを言われ疑問符を浮かべていると、背中を支えられながら身体を起こされて、リヴァイと向かい合って座らされたエマ。



「まずは俺に跨がれ。」

胡座をかいて座る自分に跨がれと言う。


エマは言葉の意味が分からないままだったが、言われた通りに跨ろうとすると、股の間で硬く隆起したモノが視界に飛び込んできた。

それを見ただけで、快感をお預けされたエマのナカはきゅんと切なく疼いてしまう。



普段は身体を交える時に少し息が上がったり眉を顰めるくらいで、それ以外ではなかなか反応が分かりづらいリヴァイ。

しかし天を向いてそそり立つソレはまさにリヴァイの昂ぶった欲望そのものをわかりやすく表していて、そんな姿にエマは自身の情欲をひどく煽られたのだった。


「なんだ、コレ見てまた昂奮してやがるのか?」

「そ、そんなことはっ!」


いや、図星だ…現にさっきから、そそり立つソレを見ているだけで滴った体液がシーツに染みていっている。

そんなはしたない女だと悟られたくなくて慌てて否定するが、


「あっ!」

「そんなことあるじゃねぇか…見ただけでまた汁を垂らして、やっぱり淫乱だな、エマよ…」


やはりリヴァイにはお見通しだった。



「ほら、早くしろ。」

「ひゃぁん…わかりました…」

ナカに指を突っ込まれてかき回され急かされた。
エマは立たされて足をカクつかせながらもリヴァイの太腿に跨がった。

誘導されて手を首へ回すと、素肌同士がピタリと密着する。

そして頭の位置はリヴァイより少し上になり、自然と見下ろす形になった。


「へ、へいちょう!」

「今度はなんだ。」

「あの…近すぎて恥ずかしいです…」

「さっきは自分から抱きしめてきたくせに、今更何言ってる。」

「そ、そうなんですけど…」


見上げてくるリヴァイの目が直視できない。

心臓がドクンドクンと煩くて、心音が直接伝わってしまわないか心配になった。


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