第22章 制御不能 ※
「なぁ、教えてくれねぇか?何をどうして欲しいんだ?」
優しい目をして優しい声で、エマにとって恥ずかしいこと極まりない質問が投げかけられる。
その間も男根の先端は震える花芯を刺激し続けた。
いい所に擦れる度に痺れるような快感が走るが、イくには物足りない。
違う……そうじゃない……
分かってる癖にリヴァイは相変わらず意地悪で、でもそんな行為にエマはますます情欲を煽られてしまうのだ。
焦らすようにゆるゆると甘い快感を送り続けられていたエマは、もう限界だった。
「リヴァ…へいちょう……もう、もう……」
「もう?」
「っく……あぁ…もうダメ、早く……」
「早く…?」
リヴァイの口角が僅かに上がる。
その瞬間、グリグリと先端を押し付けられた。
「あぁぁっ!もうっ!ください!はやっ、早く、中に…!」
「中に何が欲しいか言ってみろ。」
「へいちょ、の!兵長の硬くて大きいのくださいぃっ…!」
ついに我慢は限界に達し、恥ずかしさも忘れて叫ぶように懇願するエマに、リヴァイは心底満足そうな顔をした。
「頑張って言えたな、それじゃあ褒美だ…好きなだけ善がり狂え。」
そう言うと、リヴァイは熱く滾らせた肉欲の塊で、最奥まで一気に貫いた。
「っあ゛ぁぁぁぁ!」
その瞬間、悲鳴のような嬌声と共に身体がガタガタと揺れ、エマは本日4度目の絶頂に達した。
「くっ……早すぎだ…」
挿れる前から何度も果てていたエマの中はただでさえキツイというのに、物凄い力で収縮を繰り返して精子を搾り取られそうになる。
リヴァイは道連れにされそうになるのを歯を食いしばって耐えた。
「…っお前…危うくこっちもイキそうになっちまったじゃねぇか。」
エマの締め付けが凄すぎるのもそうだが、今までこんなに早くイキそうになることはなかった。
リヴァイはそこで初めて、自分自身も今までにないほど欲情してしまっていることに気が付いたのだった。