第19章 休息 ※

「あぁぁっ！だめぇん……」

一度男を受け入れた身体は難なく二本の指を飲み込み、ゆっくり抜き差しするとヌプヌプと音を立てながらヒダが指に絡みついた。


「ダメじゃねぇだろ？俺の指を嬉しそうに締め付けやがって……上の口と違って下の口は素直だな。」

「あぁ…だめ……言わないでくださ……あぁん！」

この前見つけたエマのいい所に的を絞って指の腹で刺激してやれば、一際甲高い声が響いた。


「んっ、あぁっ……あぁ…はぁん………」

「淫らな声出しやがって…そんなにいいか？」

「あぁ……んあぁ…」

いい所への刺激を繰り返せば、自分の下でビクビクと悶えるエマ。

前回とは違い素直によがるその姿は、リヴァイの情欲をこの上なく煽っていく。


口端をニヤリと上げながらエマの耳元へ顔を寄せると、低く吐息混じりに囁いた。



「気持ちよさそうだな……もっと良くしてやろうか。」

「……はぁぅっ！あぁ……あっ……んあぁ」

そのまま耳を口に含んでピチャピチャと音を立てながら舌を這わせるのと同時に、挿入させた指の動きを速くしていった。


想像以上の快楽を与えてくれるリヴァイの愛撫に、エマは声を我慢することができず徐々に全身が強張り始める。

腕や足先の筋肉が緊張していくのと同時に、中の筋肉もリヴァイの指を強く締め付け始め、絶頂が近いことを知らせた。


「あぁっ……リヴァ…へいちょ……あっ…なんかへん…なりそ、んあぁっ」

「それでいい、思う存分イけ。そしてその顔を俺によく見せろ。」


天を仰ぎながら襲いかかる絶頂の波を受け止めようとしているエマを、リヴァイは一瞬たりとも見逃すまいと凝視した。



「あっ―」


その瞬間、エマは小さな声を発し口元をわなわなと震わせながら身体を大きく波打たせた。



足先までピンと張り詰めていた筋肉が一気に緩み、ひくつく蜜壺からは甘い蜜がとめどなく流れ出している。

絶頂の余韻に浸っているのかエマの顔は恍惚に満ちていた。