第57章 リモート情報共有会

　智.和.雅紀.潤side

　智「ありがた迷惑な正義何か知らないけど……子供にバカな事を言ったソイツが許せ無くて。翔ちゃんの『……私、るなちゃんのママが私のママだったら……って想い。心が痛かった」

　和也「るなちゃんの……『ママと夕食作りしたかったのに』って想いと『 ありがとうるなちゃん…… 用心に越した事は無いから……ね？』っていう月乃さんの想いも心が痛くて」

　潤「翔もるなちゃんも……大野くんと和也くんにそんな深い所まで話をしたのか……」

（最近心揺さぶられる事ばかり起きるなぁ）

　雅紀「るなちゃんも、松本さんが『……大切な二人の娘達の幸せを……親として心から願いたいですから……』って仰った時『私ずっと、潤叔父さんがパパだったら……って思ってた』……って話てくれましたもんね」

（何か切ないな……）

　潤「 若過ぎたんだ……覚悟も何も無いままに……今も勇気が出なくて、翔には簡単にしか生まれたた時の事を話していないんだ……」

　雅紀「翔ちゃんは、秘めていた想いを話した事でパパやママが悲しむんじゃないかって。相手の立場を考えちゃう女の子で。るなちゃんも松本さんに『パパって呼んで欲しい』って言われたのに、別の日に『『パパ』って呼んだら翔ちゃん気を悪くしないかな』って……相手の事ばかり気遣う様な女の子なんです。その不安な想いを『甘えれば良いんだよ』って受け止めて。大丈夫。心配無い。と安心させてあげられるのは、松本さんしかいないんですよ？」

　和也「潤さん。るなちゃんは潤さんがパパだったら……翔ちゃんは月乃さんがママだったら……って思うのはお二人の愛が深かったからですよ」


　智「 運命だ……デスクが杉さんに変わったの……色んな事が動きだす為の必然だったんだ……翔ちゃんの母親って……信じらんないや……」


　潤「和也くん、大野くん、相葉先生ありがとうございます。翔の母親の願いです。全て解決してから母と名乗りたいとの事です。そして……翔、るな。二人の大切な娘を守る為にお力をお貸し下さい。宜しくお願いします」


　改めて大切な


　愛する翔ちゃん

　愛するるなちゃん


　親友の愛した

　翔ちゃん


　仲間の愛した

　るなちゃん

　仲間のミクくんも


　愛する翔を

　愛するるなちゃんを

　和也くんを


　守ると誓ったんだ