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Ruby キミの涙【Satoshi.O】

第46章  迷惑掛けられないって嬉しいけどね!


 翔side

『~リモートで初会議を開きたいと思うんだけど……この後いいかな?』

 って言ってたのに……大野さんもカズくんも私とるなちゃんに良く分かんない事? 言ってからかうだけで

 かと思ったら急に

 智『二宮くん! マッタリした時間良いなぁ……なんて考えてる場合じゃないじゃんね!』

 和也『本当ですよね! あまりに幸せすぎて幸せボケしてた!』

 ますます分からない事叫ぶし
 るなちゃんと

 〈大野さんと、カズくんどうしたんだろう? 〉

 [分かんないよ。でも、ペースにはまっちゃダメよね? ]

 目と目で会話してたら

 そうよ……話さなきゃいけない事が……

 智『翔ちゃん、大事な話をしようと思ったのに脱線してゴメンね』

 翔「大野さん?」

 智『智って呼んでの下りは後にして……翔ちゃん《これ以上Twitterとかにおかしな投稿を続けるならば、覚悟してもらう事になる。と施設から言われたから》は立派な脅迫だよ?』

 翔「大野さん? 何で?」

 るな「私が、パ……潤叔父さんと、相葉先生と夏輝先生に話したの。勝手にゴメンなさい。でも翔ちゃんが可哀想で……施設側の対応が許せなくて私……」

 和也『るなちゃん、分かっているから大丈夫だよ。俺も一緒。翔ちゃんを脅した奴らに怒ってんの。可哀想で仕方ないの』

 翔「カズくん……」

 智 『翔ちゃん、松本さんが『必ず俺が翔を。るなちゃんを。和也くんを。 大切な我が子達を守ってやるからな』『しっかり証拠をまとめて、 施設側と会社に反撃するんだ』って仰られたって……その想いは、オイラも同じだよ』

 私……嬉しかったの

 大野さんの、カズくんの、るなちゃん。そして……パパの想い。相葉先生と夏輝先生の優しさに

 涙が出たの

 智.和也side

 和也『俺も同じ想いだからね。翔ちゃん。るなちゃん! 翔ちゃんが大野さんに『迷惑掛けられない』って想いに、るなちゃんも俺に『迷惑掛けられない』って嬉しいけどね!』

 智『オイラを心配してくれて嬉しいけどね! 『るなちゃんありがとう。私も大野さんにお付き合いは待って下さいって伝えるねは、翔ちゃん! 無しだかんね!』

 和也『『私もカズくんに迷惑掛けたくないの。だから、カズくんにお付き合いは待って下さいって伝えるね』るなちゃん! あり得ないんだからね!』

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