第128章  慈愛に満ちたあなたへ (ALL)

　相葉家

　雅紀「凄いよね……いつ読み返しても」

　夏輝「智くんの愛が爆発してるからね……雅紀くん。縁の下の力持ちで支えた貴方の優しさが、実を結んだのよ。翔ちゃん、るなちゃん。智くん。和也くん。潤さんの想いを受け止めて、たくさん話を聞いて。彼らの心の支えになったから……ね？　みきちゃん!　こうちゃん!」

　みき「うん!　パパ かっこい!　ね？　こーちゃ」

　煌紀「うん!!　ママかわい!　ね？　みきちゃ」

　雅紀「みきちゃん、こう……ありがとう」

　夏輝「何より……私が救われたの。雅紀くんに。全て受け止めてくれて。私を理解してくれて。縁の下で支えるのって一番大切なポジションだと思うわ。そんな皆の為に頑張る心紀くんが好き。週に２日仕事復帰させて貰ったし……本当にありがとう」

　雅紀「同僚の皆さんの熱量が半端じゃなかったからね。夏輝さんを『返せ!』って言うね。 本当は毎日来て欲しいけど、せめて週3日。の声に答えてさ。譲歩して2日間仕事に復帰してくれた夏輝さんこそ偉いね。 家庭を一番に考えてくれる夏輝さんに感謝してるんだ」

　夏輝「雅紀くんにも、皆にもそう言ってもらえて、私幸せ者だよね。 専業主婦に憧れてたから少し迷ったけど、今は仕事に復帰した事、良かったって思ってるの。パパにありがとうよね。みきちゃん、こうちゃん」

　雅紀「ママにこそ、ありがとうだよね？　みきちゃん、こう」

　みき「ママ、あーと（ありがとう）」

　煌輝「パパ、あーと（ありがとう）」