第104章 くつろげる様な暖かな家庭を築きたい
各々の部屋にてリモート女子会中
翔「るなちゃんおめでとう」
るな「翔ちゃんおめでとう」
翔「夢、見てるみたいだよ……」
るな「夢、なんて事ないよね?」
バカな事言っているって分かっているの
るな「カズくんは私の事『天邪鬼で、時々、何考えてるか分かんない。とか言われる自分を好きだ。って言ってくれる稀有な人で。物事に冷静沈着だって思っている自分の気持ちをざわつかせる事が出来る唯一の人』って言ってくれたの」
翔「智さんは私の事『時々、色んな事や柵から解放されたい。とか考えてる自分に。私になら捕らわれていても構わない。って。 そんな自分を好きだって言ってくれる稀有な人で。自分の気持ちをざわつかせる事が出来る唯一の人』って言ってくれたわ」
これって……
翔.るな「夢じゃないって事だよね?」
夢じゃないんだ……
るな「カズくんは、一歩踏み出す勇気をくれた。自分の想いを言えずに、後悔ばかりして来た私に。勇気を出して、自ら人に伝える大切さを教えてくれたの。カズくんね、周りの人の動きとか人が何を思っている。とか見え過ぎる人なの。時折凄い苦しそうな表情していて可哀想な時があって……辛い思いしている人には 頑張れって励まして。 一人一人に合った的確な言葉掛けの出来る人。心疲れる事もあると思うわ。 私はカズくんが心疲れた時に、ホッと出来る様な空間を整えて。くつろげる暖かな家庭を築きたいわ」
うん。るなちゃんならカズくんをホッとさせてあげられるよ
翔「智さんは一歩踏み出す勇気をくれた。自分の想いを隠して、何も言わなければお互い傷付かずに済む。って思って来た私に、自ら行動に移す事。人に伝える大切さを教えてくれたの。智さんは人の気持ちを察して思う事があっても、想いを心にとどめてしまう事がある人なの。自ら行動する事で、背中を見せる事で人を動かす。けど、周りの人間が動いてくれない時は心が苦しいと思うわ。私は、智さんが心疲れた時にホッと出来る様な空間を整えて。くつろげる暖かな家庭を築きたいわ」
うん。翔ちゃんなら大野さんをホッとさせてあげられるよ