第100章 父の哀愁と願い(智へ)
智「はい。一生涯、翔さんを守り抜き。愛する事を誓います」
潤「智くん……翔を幸せにしてあげて下さい。宜しくお願いします」
智「はい。 こちらこそ、どうぞ宜しくお願い致します。 本日はお時間を作って頂き、本当にありがとうございました」
──
月乃「大丈夫? 潤……」
倫「姉貴は? 大丈夫なのか? 二人続けてはさすがに苦しくて辛いけどな……とても悲しくて……寂しくて……悔しい? とか、いろんな感情が渦巻いてるけど…… 間違いなく、翔は幸せになれる。るなの時と同じセリフだけど……翔は良い相手に望まれ、そして選んだ……本当に良かったって思う……だから俺は、心から二人を祝福するよ」
姉貴が目頭を押さえ涙している……翔とるな
二人同時……だもんな……
沢山想う事はあるよな……
仁さん……翔を心から愛してくれる男が現れちゃったよ……
俺は仁さんに、翔と智くんを見守ってあげて欲しいと伝え
二人に幸あれ……
と願ったんだ