第72章 貴方が居たから…
和也「加害者が、市の職員達だから問題が解決しない……首謀者が悪いなんてこれっぽっちも思ってないし。皆、右習えでそいつに逆らわない。ダメだと意見する事もしない。人もいない」
智「仲間で団結して力を削ぐ事までは出来ても、加害者が罪を認めて謝罪させるには……どうしたら良いんだよ?」
雅紀「物事の善悪を知っているハズの大人達が、人には優しく、嫌がらせはしない。そんな人として当たり前の事が出来ないんだから……なぜ人を傷付けてはならないのか? を一から学ぶプログラムを受けるしか無いよね」
夏輝「 警察は、判断を誤らないて貰いたいわ…… 誰かさんは社会的に裁かれる必要がある。と判断される事に加えて……プログラムを受けて、治療も受けさせないとならないレベルだし……」
和也「……俺の出来る事は、この先もるなちゃんを守る事だ。もう誰にも……るなちゃんを傷付けたりなんかさせないんだ」
智「俺も翔ちゃんを、もう傷付けさせやしないんだ。誰にも。守り抜くんだ」
大ちゃんと、ニノくんの誓い
男としてカッコいいなって……
雅紀「夏輝さん。男は守りたい女性(ひと)の為なら、頑張れるし、強くなれるんだよね。俺も頑張るからね」