第64章 遂に…対峙の時⑤
和也「 職員の皆さん、アンケートで『市から、介護施設への配属を決められた。望まない部署だったのに…』と、本音ですよね?書いている人が数名いらっしゃいましたけど… 介護職員して誇りを持って仕事をしていますか?」
富永『…アンケート?』
種橋『… 何でアンタにそんな事言われなきゃなんないのよ!』
智「お年寄り達は人生の先輩なんですよ?お年寄りの尊厳を奪う様な介護をする事… 愚かしい事だって思わないんですか?」
種橋『 アンタは何よ?偉そうに…』
智「 あ、すいません挨拶遅れました。二宮和也、櫻井翔。櫻井るなの勤める介護サービス会社の訪問介護部の介護責任者に就任したもんですから… 話し合いの席に参加させて頂いたんです」
智.雅紀 (すげぇな…嘘も方便…)
富永『 施設長から、貴方方が『話があるそうだから少し話し合いなさい』と言われたんですけど… アンケートはそちらからの提示だったという事ですよね?』
種橋『主任? 何でこの人達と話し合わなきゃいけないんですか?』
和也.智.夏輝(…)
雅紀
本当に信じらんない…
何故話し合いがもたれたか… 想像すらしてない事が驚きだけど…
今まで自分達のして来た事を
悪いとも思ってないって事かよ…
夏輝「本当に許せないわ… こんな自己中な女…和也くん、翔ちゃんるなちゃんが可哀想よ…」
画面に映らない所で夏輝さんが、あんまりな言い草に涙しているのが可哀想で
憤りしかなくて…
和也「 …穏やかに…穏便に話ししよう。と思ってたけど無理だわ…種橋さん、施設の職員さん皆で、俺達介護サービス会社の職員達に色々してくれたけど… あんたが一番タチ悪いよね?自分の言う事を聞いてればいいんだ。 って態度で。お年寄りはおろか同僚にさえそんな態度でさ…」
種橋「何を根拠に言ってんのよ?人を陥れようとして… 証拠はあるんでしょうね?」