第6章 出逢わなければ【分隊長ハンジさん・R18】
「まだそんな顔ができるんだね」
ハンジとエルヴィンを睨みつけるなまえに
ハンジの口角が上がる。
その瞳には薄らと涙が浮かんでいる。
「こういう類の拷問には慣れてないみたいだね」
ハンジはゴーグルをつけ直すと
後の事は自分がやるとエルヴィンを牢から追い出した。
「涙を浮かべるなんて
君の年相応な姿が見られて嬉しいよ」
ハンジはなまえの前にしゃがみこむと
なまえの陰部に指を挿れ、
吐き出されたものを掻き出す。
「あ・・・っはぁ・・・っ、んん」
グチョグチョと卑猥な音を立てながらなまえの分泌液と混じりあった白濁が床に水溜まりをつくる。
「濡れすぎじゃない? 」
なまえの意志とは裏腹に
分泌液はどんどん溢れ出てくる。
ハンジが陰核を刺激してやると
なまえの身体が反応を示した。
「はっ、あぁ・・・・・・っ!」
ますます溢れ出てくる分泌液と共に
エルヴィンの欲を全て掻き出してやる。
与え続けられた快楽のせいか
ついになまえの頬を涙が濡らした。
その瞳に吸い寄せられるよう
ハンジはなまえに口付けた。
「んぅ、はぁ・・・・・・んん」
舌を絡めてやるとなまえも舌を絡めてくる。
こんな状況でなければまるで恋人同士が行うキスのようだ、とハンジは思った。
ちゅ・・・っ
とリップ音をたて唇を離す。
ハンジは指でなまえの涙を拭うと立ち上がった。
「薬を用意させるよ」
ハンジはなまえから離れ牢の入口へと向かう。
「また来る」
最後に振り向き
なまえにそう告げると
牢の扉が音を立てながらゆっくりと閉まった。
その表情は先ほどとは打って変わり
とても哀しそうだった。
なまえはゆっくりと瞼を閉じる。
「ねぇ、なまえ!
今度はこういう仮説を立ててみたんだけど・・・」
瞼の裏には巨人についてとても生き生きと話すハンジの姿が浮かび上がる。
なまえは微笑むと
ゆっくり意識を手放した。
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