第10章 再会【分隊長ハンジさん・R18】
ぴったり腰を密着させると
腰を揺らし小さく出し入れをしてみる。
ハンジは苦しそうに眉間に皺を寄せた。
「ん・・・っ、いつの間にそんなにいやらしくなったの」
「はぁ・・・んっ、嫌いじゃないでしょ・・・っ?」
「そうだね、嫌いじゃない」
ハンジはそう呟くや否や
勢いよく最奥を突き上げた。
「ああぁっ!」
チカチカと目の前が真っ白になるが、
ハンジはなまえの腰を持ち上げ
気にすることなく打ち付け続けた。
「ひゃ・・・!ああっ、あん、ああ!」
なまえは悲鳴にも似たような声で鳴いた。
結合部はジュボジュボといやらしい水音を立てている。また、ハンジの膣に挿入れられた突起物がハンジを刺激するようで、ハンジの息も荒くなってくる。
限界を感じたなまえは
ハンジに抱きついた。
「んあっもっ、むり・・・っ!ハンジ・・・!あっ」
「んっ、なまえ・・・・・・!」
ハンジは最奥を突くとグリグリと押し付けた。
なまえは一層甲高い声を出すとビクビクと大きく震える。崩れ落ちそうになる身体をハンジが支えたが、そのハンジ自身も快感で小さく震えていた。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はん」
なまえは余韻に浸りながら息を整える。
ハンジが張形を抜き去る時も
口からは熱い吐息が漏れた。
二人してベッドに潜り込む。
なまえの意識はまだ朦朧としているようで
瞳の焦点があっていない。
「大丈夫? 」
「ん・・・・・・」
なまえは曖昧な返事を返すと
ハンジの胸に顔を埋めた。
なまえはきっとこれからも
自身の身体を兵団の為に差し出すのだろう。
はらわたが煮えくり返りそうな気持ちになりながらなまえを包み込んだ。
肩につけた歯型はマーキングだ。
これが消えるまでは任務に出ないんじゃないか、
そんな淡い期待を込めながら。
これが消える頃、また会おう。
その時は新しい痕を残すから。